iPhone 17全機種「120Hz有機EL」搭載に、無印ついに底上げでiPhone 16eとの差別化さらに加速


発売たった半年で、iPhone 16eの微妙さがより際立つことになりそうです。詳細は以下から。

◆iPhone 17ようやく120Hz対応に
韓国メディア「ETnews」の報道によると、iPhone 17は全機種にSamsung Displayの「M14」材料セットを用いた有機ELディスプレイが採用されるそうです。

M14は現時点で最上位の素材で、輝度が30%向上した一方で消費電力を低減。すでにiPhone 16 Proに採用されていますが、iPhone 17では無印やAirにも拡大するとのことで、すべてのモデルで高い表示性能や最大120Hzのリフレッシュレートを実現します。

ちなみにGalaxy S25 Ultraに採用されているのは「M13」。しかしながら世界最高品質の表示性能と評価されているため、必ずしも有機ELの素材の違いが美しさの決定的差ではないようです。

◆iPhone 16e、発売半年で致命的な差を付けられることに
なお、ここで気になるのが2月末に発売された「iPhone 16e」の存在。

廉価版初の有機ELディスプレイを備えたものの、iPhone 14の使い回しのため表示性能はさほど高くなく、リフレッシュレートも60Hzにとどまっています。

しかし半年後に発売されるiPhone 17がすべて120Hz対応になるのであれば『今年発売された機種の中で、iPhone 16eだけ60Hz』という、新たな差別化要因が追加されることになるわけです。

選別落ち品とみられるプロセッサに光学手ぶれ補正がデチューンされた単眼カメラ、MagSafe非対応、ノッチ……と、あちこち削りに削って10万円のiPhone 16eに、さらに割高感が生まれることになるiPhone 17のアップグレード。

「廉価版でいいや」と考えるユーザーが少しでも減るような仕組み作りの上手さに、思わず舌を巻いてしまいそうです。

 

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