MediaTekの次世代プロセッサが、かなり期待できることが明らかになりました。詳細は以下から。
◆Dimensity 9500、まさかの超高性能に
未発表の最新スマホやプロセッサ事情に詳しく、確度の高いリーク情報をもたらしてきたDigital Chat Station(DCS)氏によると、MediaTekの次世代プロセッサ「Dimensity 9500」のAnTuTuベンチマークスコアは350万にも及ぶそうです。
現行のDimensity 9400が280万弱であることを踏まえると、実に20%以上もパフォーマンスが向上することに。コア構成は1+3+4コアのままとされています。
◆低価格版ともどもTSMCの3nm製造に
そして別の投稿によると、Dimensity 9500は引き続きTSMCの3nmプロセス製造に。つまり2nmへの微細化でなくプロセス自体の改良によって処理能力が向上することになります。
また、まもなくリリースされるSnapdragon 8s Gen 4対抗の廉価版「Dimensity 9350」の後継となるDimensity 9450もリリース予定。
Dimensity 9500ともどもTSMCの3nmプロセスを採用するため、十分な処理能力やエネルギー効率、低発熱を期待できます。
先日確認された「Snapdragon 8 Elite 2」同様、廉価版との2モデル展開となるDimensity 9500。
オリジナル、廉価版の両方に独自コアや最新プロセスが採用されるとしており、製造時に一部のコアがまともに駆動しなかった「選別落ち品」を活用したものとなる可能性があります。
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