いよいよ明日正式に発売される「Nothing Phone(3a)」において、特に力を入れられているカメラの実力を先日公開した夜景撮影の記事に続き確かめてみました。
今回は日中の場面と食べ物に焦点を当てています。詳細は以下から。
◆桜の花を美しく撮るのも簡単
さらっとおさらいすると、Nothing Phone(3a)のカメラは5000万画素メイン(1/1.57インチ)、800万画素超広角(0.6倍)、5000万画素望遠(2、4倍)の3眼構成。詳しくはこちらのレビュー記事で解説しています。
記事中での画像並びは1倍→0.6倍→2倍→4倍の順。ぜひクリックして拡大画像をお楽しみください。
それでは本題。まずは新宿御苑公園を見下ろせるビルでの眺望から。あいにくの曇り空でしたが、メインカメラはもちろん望遠でも木々や奥にそびえるビルの質感などがかなり正確に表現できているのがわかります。
こちらは桜並木を撮影したところ。クロップ機能により4倍ズームもこなせる望遠カメラの取り回しの良さが光ります。
アップで撮ったところ。最も高精細なメインカメラももちろん良い出来でしたが、このように『花を寄りで撮りたい』という場面では2倍ズームが非常に便利です。
◆食べ物
以降はSNSにおいて最も重要かもしれない食べ物の写真を紹介。このお弁当の場合、見るからに美味しそうなお肉ピンク色や脂のテリなどを見事に描写できています。
昼食のハンバーガーをパシャリ。実使用に沿ったシチュエーションを想定して1倍と2倍に絞っています。
バンズの焼模様やフライの衣、キャベツのみずみずしさなどに注目すると完成度がわかりやすいかもしれません。
最後は都内各所に出没するおとぎ話コンセプトのキッチンカー、「Once Upon A Time」さんを撮影。
その写真映えする見た目も相まって非常に人気の高いキッチンカーの様子を、4倍ズームでも細部まで収めることに成功しています。
注文した「ヘンゼルとグレーテル」をパシャリ。日が落ちた路上にもかかわらず、ちりばめられた金粉やホイップの質感などをキレイに撮影できました。ちなみにクレープは見た目だけでなく味も素晴らしかったです。
◆総評
今回は通常モードの撮影のみでしたが、細かな設定が行えるプロモードや設定の保存機能も備えるほか、フィルターで好みの演出を施したりとさまざまな使い方ができるNothing Phone(3a)。
カメラは完全にハイエンドクラスで、撮影を楽しみたいユーザーにとっては本体価格以上の価値が確実にあると強く感じました。
なお、楽天モバイルでは5万4890円から販売され、MNPユーザーなら2万円相当のポイント還元付き。この価格でカメラが優れたデザインスマホを一括購入できるのは、かなりアリな選択と言えそうです。
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