なんだかんだで多くのXperiaファンを擁するソニーが1つのミスを犯した……だけならまだ良かったですが、さまざまな理由がかさなり憎悪渦巻く事態となっています。詳細は以下から。
◆ファン待望の機能実装のはずが……
海外メディア「Android Authority」の報道によると、「Xperia 1 V」の機能に対するソニーの対応についてファンから不満が噴出しているそうです。
これはXperia 1 Vへ3ヶ月前に配信されたAndroid 15アップデートの中に、「Screen resolution」という機能が含まれていたことを端にするもの。
Screen resolutionは実際に使用することこそできなかったものの、内容は解像度を4Kで固定できるようになるというものでした。
「Xperia 1 VI」が規格変更によりHD+(2340×1080)に落とされたことで、現状4K(3840×1644)を楽しめる中で最新の機種になっているXperia 1 V。
しかし4K解像度は動画視聴時などに限定されており、それ以外の場面ではWQHD(2560×1096)で表示されるようになっています。
一方でXperia 1 Vは4K解像度目当てに使っていたユーザーも少なからずおり、実際に4K表示に固定する機能を持つ非公式OS「Lineage OS」が作成、配布されているほどです。
そんな中Screen resolutionが追加されたことで当然ファンは歓喜し本実装を待ち望んだわけですが、なんと完全にミスだったらしく設定項目を削除する修正アップデートの配信が決定してしまいました。
◆新機種発売前の大事なタイミングで最悪の騒動に
裏切られた思いのファンにより大手掲示板redditでは否定的な声があふれかえり、『4K解像度をうたっていたのに自由に使えないのは詐欺だ』『ソニー製スマホはもう買わない』という意見も複数みられるほど。
ほかにも怒れるユーザーからいい機会だとばかりに『OSアップデートの期間が短く、ソニーは努力を怠っている』『Xperia 1 Vは最悪のバグだらけ』などと厳しい声が寄せられまくっています。
次世代機「Xperia 1 VII」が5月に発表される見込みにもかかわらず、直前で大変なことになってしまったソニーですが、怒り心頭のファンが思い直すほどの対応や製品を見せつけることはできるのでしょうか。
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