4分30秒でバッテリー100%に、スマホ超急速充電「320W」を目指して開発中


iPhoneやGalaxyが30~40W台で足踏みする中、10倍以上の超高出力を用いた急速充電が実用化されようとしています。詳細は以下の通り。

◆スマホの急速充電ついに320Wへ
海外メディア「fonearena」の報道によると、Realmeが「バッテリー技術の未来」と題したホワイトペーパーをリリースしたそうです。

これは現在同社が取り組んでいる超急速充電の現状を取り上げたもの。同社は320Wにまで出力を引き上げることを目指しており、実用化された場合4420mAhのバッテリーが4分30秒でフル充電できるとされています。

◆当面はバッテリーの薄型、大型化が最優先に
なお、ここで見逃せないのが中国メーカー各社は従来より容量を大幅に引き上げた「シリコンカーボンバッテリー」の技術開発に注力しているという点。

大容量化と発熱面のバランスが取れないことから今までのような超急速充電の実装が見送られており、最新モデル「Realme GT7」では7200mAhバッテリーを搭載した一方、出力は100Wにとどまっています。

グローバル版でも7000mAhを備えるRealme GT7。

しかし中国メーカー以外の人気スマホを踏まえると、100Wでも十分すぎるほど大出力なのが分かります。

Galaxy S25 Ultra:最大45W
iPhone 16 Pro:最大30W
Pixel 9 Pro XL:最大37W

 

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