「arrows Alpha」速攻レビュー、高画質カメラや144Hz有機EL、低発熱、5年使える電池に立体音響など全部入りの高耐久な8万円台のハイエンドに


新生FCNTが「手が届くハイエンド」をコンセプトに、全部入りスマホを発表したのでレビューをお届けします。

2020年12月発売の「arrows NX9」以来、実に5年ぶりとなる高性能モデルです。詳細は以下から。

arrows Alpha本体。ピーク輝度3000nit、最大144Hz表示対応の6.4インチSuper HD(2670×1200)有機ELにDimensity 8350/12GB RAM/512GB ROMを搭載しており、普段の操作はもちろん生成AI「arrows AI」も快適に動作します。

背面バッテリーは5000mAh。90W超急速充電で35分でフル充電できるほか、5年後でも初期容量の80%を維持できます。

持ちやすい幅72mmのボディは高級感あるヘアライン加工を施されており、手にフィットするのが特徴。ゴリラガラス7i採用で1.5mの高さからコンクリートに落としても耐えうる高耐久スマホです。

立体音響技術「ドルビーアトモス」対応のステレオスピーカーを搭載しています。

メインカメラは画質に定評あるソニーの1/1.56インチ「LYT-700C(5030万画素)」を採用。クロップズームも対応しているほか超広角、前面カメラも4990万画素など、かなりの注力ぶりです。

一度使うとやめられない便利インターフェース「Exlider(エクスライダー)」も存続。秀逸な文字入力を実現する「ATOK ULTIAS」も採用しています。

触ってみたところ。スイスイと動いてくれるだけでなく、片手で操作するのに最適な大きさです。

なお、arrows AIは発売時点ではカメラ撮影、自然言語検索をサポート。今度アップデートで機能が強化されていく予定です。


カラーバリエーションは2色。SIMフリー版の発売は8月下旬以降を予定しており、価格はなんと8万円台です。

フレームレートの最適化やサーマルスロットリングを低減させたAI特化の高性能プロセッサ、グローバルでも最大規模となるベイパーチャンバーなど、高性能・高発熱だったARROWS時代と完全に決別した感のあるarrows Alpha。

OSバージョンアップ3回、ソフトウェアアップデート5年間とサポート期間が大きく伸びたほか、廉価版ハイエンド向けのプロセッサを採用することで価格を抑えるなど、全体的にバランスが良い新生FCNTを象徴するような1台です。

 

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