「OPPO Reno 14 5G」速攻レビュー、望遠まで高画質なカメラや6000mAhバッテリー搭載でPixel 9aより安価な廉価版ハイエンドAIスマホに


先ほど発表された2年ぶりとなるOPPOの格安ハイエンドスマホのレビューをお届けします。

10万円超えの高性能スマホが当たり前となる中、価格を抑えつつも十分すぎるほどの処理能力を備えるのみならず、カメラにもこだわった1台となっています。詳細は以下から。

◆強力なプロセッサや大型バッテリーと冷却機構を搭載した防水スマホ
これがOPPO Reno14 5G本体。120Hz表示対応の約6.6インチ1.5K(2760×1256)有機ELディスプレイ、Android 15ベースの「ColorOS 15」を搭載したスマホです。

背面には「Dimensity 8350」プロセッサに12GB RAM/256GB ROM、80W急速充電対応の6000mAhバッテリーに独自の「AIナノ・デュアルドライブ冷却システム」を搭載。高負荷のゲームでも長時間楽しむことができます。

向かって右側面に電源と音量ボタンを配置し、左側面はフラットなシンプルな作り。本体サイズは158×75×7.4mm、重さは187gです。

ジェット水流にも耐えるIP69相当の防水・防じん性を備えており、お風呂やレジャーなどでも安心して使う事ができます。

天面にはスピーカー口。

底面にはSIMカードスロット、USB Type-C端子、スピーカー口が配置されています。

触ってみたところはこんな感じ。『とにかく軽くて薄い』と感じたほどの薄型軽量ボディと120Hzのなめらかな表示により、快適に操作できています。


◆本格的な望遠カメラを搭載、暗所撮影に強みも
3つの高輝度フラッシュライトを備えた背面カメラはソニーのLYT-600採用の5000万画素メイン、5000万画素望遠(光学3.5倍)、800万画素超広角の3眼仕様で、前面カメラは5000万画素に。写真のトリミングの際に構図を自動提案してくれる機能もあります。

超広角は0.6倍、望遠は光学3.5倍ズームに対応。使い勝手のいい倍率で、少し離れた場所はもちろん『花などを寄りで撮りたい』といった場面で活躍してくれそうです。

OPPO Reno 14でフラッシュを用いて暗所撮影を行ったところ。非常にキレイに撮れています。

こちらは比較用にGalaxy S25 Ultraで撮影したものですが、明るさは一目瞭然。夜でも簡単操作で編集無しにキレイな写真が撮れるというのは、かなりのアドバンテージではないでしょうか。

また、静画、動画ともにライブや花火大会といった場面に合わせた設定がデフォルトで備わっており、写真撮影が楽しくなりそうです。

◆細かくカスタマイズできる各種設定、ユーザーに合わせた使い勝手に
OPPO Reno 5Gを触ってみて驚かされたのが、設定できる項目の多さ。

そのままでも十分快適ですが、より自分好みにすることができます。

・古い写真や動画も鮮明に、寝る前に最適な「就寝モード」も
まず見てもらいたいのが表示設定。OPPO Reno 14 5Gは暖色や寒色寄りなど、色味を選ぶことができるだけでなく……

夜になると色合いを暖色寄りにしてブルーライトを削減してくれる「就寝モード」や目を労る機能もあります。

夜になると、睡眠の質にかかわる明るすぎる光を自動的に抑えてくれる機能も。

特筆すべきが、画質の低い動画や写真を高画質に変換する「画像シャープナー」機能。

動画を豊かな色調で楽しむことができる独自機能「動画カラーブースト」も備えています。

リフレッシュレートもバッテリー消費とのバランスを取るなどの設定が可能。

電池持ちのために画面解像度を落とすこともできますが、せっかくの高精細ディスプレイなので余裕がある状況ではそのまま楽しみたいところです。

・バッテリー技術に強みのOPPO、長く使い続けられる機能も
3年以上使っても性能を維持し続けられるなど、バッテリー関連の技術に強みがあるOPPO。

高パフォーマンスモードから非常時の超省エネモードまで、必要に応じて選ぶことができます。

純正アダプタとケーブルで充電すると速度が上がる設定があるというのは面白いポイント。覚えておきたいところです。

「スマート充電」や「電荷制限」をオンにすればバッテリー寿命を伸ばすことも。大容量バッテリーの強みを有効利用できそうです。

・独自の立体音響技術でシーンに合わせた豊かなサウンドを楽しめるように
また、OPPO Reno 14 5Gはシーンに応じて最適なサウンド設定を利用できるほか……

映画館のようにあちこちから音が聞こえるように感じる独自の立体音響技術「Holo Audio」を実装しています。

面白いのがX軸リニアモーターを活用した独自の触覚フィードバックシステム。ゲームなどで操作1つ1つが指先に伝わる感覚を楽しむことができます。

『人ごみの中で緊急の電話がかかってきた』といった場面でも、慌てずに対応できる「クリアボイス」機能も搭載。趣味にも実生活でも役立つ機能が多数備えられています。

◆十分な性能、充実の機能で7万円台
カラーはルミナスグリーン、オパールホワイトの2色展開となるOPPO Reno14 5G。

気になる本体価格は7万9800円。おサイフケータイ非対応なこともあり主要キャリアでは取り扱われないものの、「Amazon.co.jp」や「IIJmio」、大手家電量販店などで販売される予定。

明らかにPixel 9a(7万9900円)を意識した価格設定ですが、高精細で大きなディスプレイや望遠カメラ、大容量バッテリー、高い処理能力など、アドバンテージは十分すぎるほどあります。

なお、OPPO Reno 14 5G5回のOSアップデートと6年のセキュリティアップデートを提供予定。OPPO製品のネックだったサポート面が大きく改善されました。


・OPPO Reno14 5G(7月17日発売)
ディスプレイ:約6.6インチ1.5K(2760×1256)120Hz有機EL
プロセッサ:Dimensity 8350
RAM、ROM:12GB RAM/256GB ROM
背面カメラ:メイン5000万画素OIS、光学3.5倍5000万画素OIS、超広角1000万画素
前面カメラ:5000万画素
バッテリー:6000mAh、80W急速充電対応
サイズ:158×75×7.4mm、187グラム
おサイフケータイ:非対応
その他:IP69防水防塵、ステレオスピーカー

なお、OPPO Reno14 5Gは保証サービス「O Care」の対象。

月額630円で破損、故障、全損または盗難の際、1年に1度だけ最短で翌日に交換端末を届けてもらうことができます。

 

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