人間の目では追いきれない稲妻はこんなにも美しい軌跡を描いていました。詳細は以下から。
日本に住んでいれば時折巡り会う雷。ですが、稲妻をじっくり肉眼で眺めるのはそう簡単ではありません。
雷光自体は光ですから光速ですが、稲妻が地上に達するまでの速度も音速の比ではなく、ものの1~2秒で消えてしまうためじっくり様子を知るのは簡単なことではありません。
写真家で映像作家のDustin Farrellさんは1ヶ月以上を掛けてアメリカ合衆国中を巡り、雷雲を映像に収めてきました。
Phantom Flex4Kハイスピードカメラを用い稲妻を1秒1000フレームで撮影、「Transient」という短編映像作品を作り上げました。
これにより、稲妻の描く微細な軌跡をくっきりと目にすることができるのですが、天を龍が駆け巡るような神々しさには息を呑むばかりです。Farrellさんは「稲妻は雪の結晶のようだ。ひとつずつが全て違う」と語っています。
Transient from Dustin Farrell (www.dfvc.com) on Vimeo.
Transient_ An Extraordinary Short Film That Captures Lightning at 1,000 Frames per Second _ Colossal
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