「Technics(テクニクス)」が復活へ、ただしターンテーブル再発は未定


Photo by Darren Wood

今朝PioneerのDJ機器事業の売却という悲しいニュースをお伝えしましたが、こちらはちょっと明るい話題。「Technics」が復活します。


パナソニックが3日、ベルリンで開催中の家電見本市「IFA」で高級音響機器ブランド「Technics(テクニクス)」を復活させることを発表しました。12月にヨーロッパで発売し、その後順次販売地域を拡大していくとのこと。日本は年度内の発売を予定しています。

「テクニクス」復活 パナソニックが12月に欧州で往年の高級音響ブランドを発売

Technics復活 ハイレゾの波に乗る日本勢:朝日新聞デジタル

「テクニクス」復活、パナソニックが独で発表  :日本経済新聞

復活のきっかけとなったのはCDの3倍以上の情報量を持つ新規格「ハイレゾリューション音源」がダウンロード販売などを通じて普及し始めていること。これがテクニクスの音響機器で再生するのに十分な品質に達しているとして、Technicsブランドを復活。

スピーカー、アンプ、そしてPCなどに接続して音楽ファイルを原音に近い音で再生するためのネットワークオーディオコントロールプレイヤーと呼ばれる機器などを発売することになりました。

しかしTechnicsといえばやはり気になるのはクラブなどで世界標準として設置されているターンテーブル「SL-1200」シリーズの復活。しかしパナソニックの欧州事業責任者であるローラン・アバディーさんはこのターンテーブルの復活を求める声も大きいとしながら再発するかは明らかにしていません。

アナログ文化が再度盛り上がりを見せつつある現在、なんとか復活を願わずに入られません。

(Photo by Darren Wood

パナソニック (2002-11-01)
売り上げランキング: 235,412
パナソニック (2002-11-01)
売り上げランキング: 256,004

・関連記事
【悲報】Pioneerが世界シェア7割を誇るDJ機器事業を売却へ BUZZAP!(バザップ!)

【関西アナログレコード特集】7 20に行われた「京都レコード祭り」が鬼気迫る大盛況に BUZZAP!(バザップ!)

樹木の年輪を読み取り音楽として再生できる特製ターンテーブルの演奏動画「YEARS」がすごい BUZZAP!(バザップ!)

再生するとサイケデリックなアニメーションが動き出すアナログレコード BUZZAP!(バザップ!)

氷で自作するアナログ・レコード、もちろん聴けます BUZZAP!(バザップ!)

100年以上昔に作られた世界最古のDJシステム BUZZAP!(バザップ!)

3Dプリンタで音声データからアナログ・レコードが作成可能に BUZZAP!(バザップ!)

この記事をSNSでシェア

フォローまたはいいね!して最新情報を手に入れよう

音楽 に関する人気記事

  1. アドリア海の波と風が音楽を奏でる、クロアチアの全長70mに及ぶ「海のオルガン」
  2. 「さぁいざ行かん日出ずる国の御名の下に」RADWIMPSの愛国心を燃えたぎらせる新曲が話題に

音楽 の最新記事