ソフトバンクが「機種変更先取りプログラム」提供へ、auのアップグレードプログラムを微妙にコピー


ソフトバンクが機種変更ユーザーを優遇する「機種変更先取りプログラム」を提供することを発表しました。基本的にauのプランをそのままコピーした内容ですが、対象機種が微妙なことになっています。詳細は以下の通り。

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これが2月27日(金)から提供される「機種変更先取りプログラム」のイメージ。月額300円のプログラム利用料を支払えば、19ヶ月目に残債無しで機種変更できるようになるというもので、その場合、今まで使っていた機種は回収されます。

ちなみにauのアップグレードプログラムはこんな感じ。ほぼ完全にコピーされたものであることが分かるのではないでしょうか。

なお、プログラムを利用しない場合や、権利を行使できる期間が過ぎた場合は利用料が返金される部分などもauと同じ。

ただしauがiPhone 6/6 Plus以外の対象機種に「INFOBAR A03」や「AQUOS SERIE mini SHV31」といった最新ハイエンドモデルを加えているのに対し、ソフトバンクは京セラのエントリーモデル「DIGNO U」のみ。同社の主力機種「AQUOS CRYSTAL」シリーズなども含まれていません。

新モデルが発売される度に高額下取りが提供されることから、iPhoneユーザーが加入するメリットはさほど多くないことを考えると、対象となるAndroidスマホが少なすぎるのではないか……と思わざるを得ないソフトバンクの「機種変更先取りプログラム」。

かつてソフトバンクは他社のコピープランを用意した上で、独自に1~21時のユーザー間通話が無料になる「ホワイトプラン」を提供するなど、差別化要素を打ち出していましたが、ドコモに完全に追従する形となった「スマ放題」からも分かるように、昨今では自分から一歩踏み出す姿勢があまり見られなくなってしまったのも残念です。

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