中国の荊州に高さ58m、重量1320トンの巨大な関羽の像が建立される
あの関羽の巨大な像が作られました。詳細は以下から。
Advertisement
中国の2世紀から3世紀に掛けての三国時代を舞台にした物語「三国志演義」は中国の四大奇書のひとつにも数えられ、現代に至るまで高い人気を誇っています。
日本でも吉川英治の小説や横山光輝のマンガ、さらにはNHKによる「人形劇三国志」などによって以前から人気が高く、その後も多くのマンガやゲームなどで題材として取り上げられ続けています。
その中でも特に人気の高い武将としてあげられるのが主人公劉備の義兄弟である関羽。後に中国では軍神「協天大帝関聖帝君」として神格化されて祀られるようになり、日本でも横浜や神戸を始め、中華街などに関羽を祀る関帝廟が存在しています。
そんな関羽の高さ58m、重量1320トンにも及ぶ巨大な像が中国の荊州に建立されました。三国志ファンならご存じの通り、ここは関羽が劉備から預かり、対立する曹操と孫権ににらみをきかせていた場所。まさに関羽像が建立されるには最適の場所といえます。
関羽像事態の高さは48mで、その下に古い軍船を模した高さ10mのデッキがあり、その中には広さ8000平方メートルにも及ぶミュージアムが作られています。
この関羽像をデザインしたのは2008年の北京オリンピックのマスコットをデザインしたHan Meilinさん。関羽の武器として知られる青龍偃月刀の冷艶鋸を構え、曲線を多用したダイナミックな造形となっています。
中国旅行の新たな目的地となってゆくのでしょうか?
China Unveils Incredible Statue of Deified General, Guan Yu ≪TwistedSifter
売り上げランキング: 85,553
・関連記事
まるで西遊記か三国志、スターウォーズのキャラクターが中華風に | BUZZAP!(バザップ!)
1本の巨木に4年をかけて彫り込まれた中国の巨大彫刻の壮大さと精密さにめまいを覚える | BUZZAP!(バザップ!)
中国の廃品置き場で作られたパチモノのトランスフォーマーが意外なハイクオリティで観光スポットに | BUZZAP!(バザップ!)
この記事をSNSでシェア
海外 に関する人気記事
海外 の最新記事
- 「ロシア語キーボード」不足深刻に、ロシアの政府運営やビジネスに打撃
08月03日 16:15 - 「AirPods」が特許侵害だとオーディオメーカーがアップルを訴訟、しかし裁判前に和解
07月28日 12:30 - Apple Watchを彼女の車に仕掛け、位置情報を追跡した男が逮捕
03月29日 18:45 - アップル「名前が似ている」という理由でミュージシャンの「フランキー・パイナップル」を訴えていた
03月14日 20:00 - リアル「呪われた絵」がイーベイに出品→スタート価格の30倍超まで高騰
03月07日 12:00