中国の廃品置き場で作られたパチモノのトランスフォーマーが意外なハイクオリティで観光スポットに

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中国製のパチモノのトランスフォーマー。どう考えてもコレジャナイ感満載だと思ってしまいますが、意外にも面白いことになっており、人気も頷けます。詳細は以下から。

このトランスフォーマーたちが現れたのは中国山東省西部の済南市の外れにある丘の上の農家の脇にある廃品置き場。このトランスフォーマーたちが今は観光スポットになっているとのこと。

このトランスフォーマーを作るアイディアを思いついたのは、アルバイトのLi Hungさん。広告とマーケティングを学ぶ21歳の学生でもあるLiさんは「廃材から作られた面白くて目を引くものがあれば、ここでやっていることを知ってもらえるしお客さんも増えるんじゃないか」と考えて最初の1体を作成。

これが地元で話題になり、Liさんはその反応を見て同僚と共に次々と新作を作り上げていき、廃品置き場に展示していきます。全てのトランスフォーマーは廃車や廃バイクの部品を使ってお作られており、大きい物は全長6m、総重量5トンにも及びます。

しかもこれらはただ置いてあるだけではなく、商品として販売もされており、価格は約10万元（約165万円）程度とのこと。Liさんは宣伝のみならず、商品開発までしてしまったことになります。

もちろん本物のトランスフォーマーとは色々と違いますが、造形としてもかなり面白いことになっています。世界に1体だけのオリジナルと考えれば好きな人は好きなのかもしれません。

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