金属やプラスチックを用いない柔らかいロボットが開発されました。詳細は以下から。
ロボットの筐体として通常思いつくのは金属やプラスチックといった「固い」素材です。しかし、ハーバード大学の研究チームはタコにインスパイアされたタコ型の「柔らかい」素材だけで作られたロボットOctobotを開発してしまいました。
Octobotは全体がシリコン製で3Dプリンタによって作成されています。動力は濃度50%の過酸化水素で、マイクロ流体回路を通してプラチナと反応し、不思議なダンスを踊ります。現時点ではこのダンス以外にできることは残念ながらありません。
Meet the ‘octobot’, the first self-contained robot made exclusively of soft, flexible parts https://t.co/EzPlgo78nQhttps://t.co/1p6r2eeQ8Q
— Nature News&Comment (@NatureNews) 2016年8月24日
ハーバード大学による紹介動画は以下から。あくまでプロトタイプの最初の一歩という位置づけですが、今後様々な応用が考えられそうで非常に楽しみです。
Introducing the Octobot - YouTube
Octobot, The First Autonomous Soft Robot Inspired by Real Octopuses
売り上げランキング: 10,480
・関連記事
「触手ロボット」が登場、タコの構造と動きをベースに「身体的知性」を導入 | BUZZAP!(バザップ!)
ショッピングモールの重量130kgの警備ロボット、1歳半の幼児を轢いて怪我をさせる | BUZZAP!(バザップ!)
ロボットが自律性テスト中に実験施設から脱走 | BUZZAP!(バザップ!)
戦闘もロボットが行う時代に、グロック26を装備できる遠隔戦闘ロボット「Dogo」 | BUZZAP!(バザップ!)
ゆるキャラ仕様の「ロボット坊主」が北京の仏教寺院に実装される | BUZZAP!(バザップ!)