携帯料金の支払い状況が信用度判断に影響、ソフトバンクがみずほ銀行と新会社設立へ
携帯電話料金の支払い状況が融資の信用度に影響する、そんな新しいサービスが開始されることになりました。詳細は以下から。
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NHKの報道によると、ソフトバンクとみずほ銀行が今年度中に共同で新会社を設立し、個人向けの新たな金融サービスを展開するそうです。
新会社が提供する金融サービスは、融資を申し込んだ個人に対して、みずほ銀行が保有する預金や住宅ローンのデータ、ソフトバンクが持つ携帯電話料金の支払い状況のデータなどから判断した信用度をもとに金利を決めて融資を行うというもの。
みずほ銀行では、携帯電話料金の利用や支払いの状況を審査の基準に加えることで、これまでは融資が困難だった人にも融資ができるようになる可能性があると見ています。
今までも携帯電話本体代の割賦支払いが滞ることが信用度判断に影響することはありましたが、料金支払い状況そのものが信用度判断に影響するというのは新しい仕組み。
なお、ソフトバンクでは2013年に6万人の顧客を信用情報機関に『滞納』と誤登録し、クレジットカードやローンの金利設定に影響を与えたにもかかわらず、半年以上公表していなかった重大な事故が発生しています。
みずほ銀行 携帯料金の支払い状況で金利決める新融資サービス | NHKニュース
・16:45追記
ソフトバンクとみずほ銀行が25億円ずつ出資し、2017年前半の事業開始を目指して11月に合弁会社を設立する旨を発表しました。なお、与信審査に顧客情報を取り扱う予定ですが、利用目的に同意することを前提としています。
新しいレンディングサービス開始に向けた合弁会社設立について | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ
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