考え得る限り最高のタッグが実現しそうです。詳細は以下から。
「ブッダ・マシーン」をご存じでしょうか?大魔神のような巨大ロボにも、ゴア・トランスのアーティスト名にも聞こえる響きですが、これは北京の電子音楽集団FM3が開発したポータブルなアンビエント・ドローン音響再生装置のこと。
電子音楽やアンビエント・ミュージックのシーンではよく知られた装置で、ライヴで使用されることも。ブライアン・イーノもお気に入りで大量買いしたとのエピソードも知られていますね。
使い方は極めてシンプルで、スイッチを入れると瞑想的なアンビエントがループで再生され続けるというもの。ヴァージョンによって収録されている音源の内容や数は違います。例えばブッダ・マシーン5ではこんな感じ。
FM3 Buddha Machine 5 (ブッダマシン5) - YouTube
このブッダ・マシーンが今回コラボするのが現代音楽の巨匠フィリップ・グラス。「浜辺のアインシュタイン」などの代表曲はもちろん、「めぐりあう時間たち」「クンドゥン」「ポワカッツィ」などの映画音楽でも知られます。
このコラボはフィリップ・グラスの生誕80年を祝うもので、グラスの誕生日である2017年1月31日にリリースされる予定。グラスらしいピアノやオルガン、ヴォイスなどの7種類の音源を搭載しており、カラーバリエーションは赤と青の2種類です。
現在以下のサイトでプレオーダーを受付中。値段は送料別で17.49ポンド(約2600円)となっています。
Philip Glass X Buddha Machine - Buddha Machine - Boomkat
Philip Glass - Buddha Machine. Posters_Miscellaneous. Norman Records UK.
ライヴ用にも、自宅での瞑想用にもこの上ない1台となりそうです。なお、ブッダ・マシーンはiPhoneアプリでも存在しています(編集部注:今回のコラボ版ではありません)ので、スマホで手軽に楽しみたい方はこちらから。
Philip Glass + Buddha Machine 2017 (Updated)
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