難民問題のサポートを目指し「テントにもなるジャケット」が開発される

着られる寝袋は有名ですが、こちらは着られるテントです。詳細は以下から。


デザイナーのAngela Lunaさんは難民問題へのサポートのため、テントにもなるジャケットを開発しました。一見ざっくりとしたジャケットなのですが、簡単にテントに変形させることが可能です。

A tent that transforms into a jacket is saving refugees – YouTube

こちらのテントジャケットは2人用の小型のもの。

こちらはより大きい家族向けサイズ

また、LunaさんはAdiffという会社を立ち上げ、過酷な逃避行に身を委ねなければならない難民の命を守るジャケットを次々と開発しています。こちらは寝袋に変形するジャケット

左が救命胴着付きジャケット、右がベビーキャリア付きジャケットです。

現在クラウドファンディングサイトKickstarterでLunaさんはそうしたジャケットのひとつとしてリバーシブルの反射ジャケットの資金を募集中。暗い夜道を避難しなければならない難民の危険を避けるためのものですが、もちろん見つかってはいけない場合のために裏返して使用もできるようになっています。

ADIFF + goodgood for good_ Reflective Reversible Jacket by Angela Luna ? Kickstarter

テントジャケットについてはプレオーダーのためのメーリングリストにこちらから登録が可能。値段は200ドルから400ドルになるとのことで、需要のボリュームに応じて今後の展開を決めるということです。

難民用として作られてはいますが、日本でも災害時の緊急用としても使うことはできそうですし、もっとカジュアルに春や秋の野外フェスなどに行く時にも重宝しそう。いざという時のために備えておいてもよいかもしれません。

An Inventive Jacket That Converts Into a Tent to Provide Temporary Shelter for Refugees in Crisis

武田コーポレーション
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