控訴審に向けたクラウドファンディングが始まっています。詳細は以下から。
2017年9月27日、医師免許がないのに客にタトゥーを施したとして医師法違反の罪に問われていた彫り師の男性の判決公判が大阪地裁でおこなわれ、長瀬敬昭裁判長は罰金15万円の有罪判決を言い渡し、タトゥーは医療行為に当たるとの認識を示しました。
被告側は判決に明確な理由がきちんと書かれていないとして即日控訴しており、亀石倫子弁護士は「米英独仏の4ヶ国5都市を調査しましたが、タトゥー施術の許可制や届出制などはあっても、医師免許を要求する例はありませんでした。控訴審では外国の実情についても立証していくつもりです」とコメントしています。
クラウドファンディングはCamp Fireにて3月1日から始まっており、期限は4月20日。裁判費用として目標金額300万円を掲げています。サイト内で必要な経費として挙げられているのは裁判記録のコピー代、交通費、調査費、研究者・専門家に支払う報酬、翻訳費用など。
この裁判は高裁判決が有罪であれ無罪であれ最高裁まで争われる可能性が高いとされていることもあり、そのための裁判費用として設定されています。
今回の裁判に納得がいかないという人はこちらから支援してみるのも手かもしれません。
タトゥー裁判をあきらめない!日本初、裁判費用をクラウドファンディングで集めたい - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
コスミック出版 (2017-09-26)
売り上げランキング: 92,962
コスミック出版
売り上げランキング: 216,039
・関連記事
タトゥー施術に大阪地裁が有罪判決、「医療行為」と認定し医師法違反で | BUZZAP!(バザップ!)
【朗報】タトゥーや刺青のみでは公衆浴場利用は制限されない、政府答弁で明言 | BUZZAP!(バザップ!)
クラブファン必見の「ブラックライトで光るタトゥー」爆誕 | BUZZAP!(バザップ!)
アーティストが小児病院の子供たちに「消えるタトゥー」を施すと、その顔に笑みと自尊心が戻った | BUZZAP!(バザップ!)
右腕を失った彫り師に送られた、世界初の「タトゥーマシン内蔵の義肢」がすごい | BUZZAP!(バザップ!)
ヘナタトゥーとは全く違う、リアルなフルカラーでデザイン自在の「消えるタトゥー」が誕生 | BUZZAP!(バザップ!)
タトゥーが動き呼吸する、人体に映像を投影する「インク・マッピング」が妖艶な魔法の世界に | BUZZAP!(バザップ!)
これは天才!あまりに下手くそすぎるピカチュウのタトゥーを「芸術的」な作品へと大変身させたアイディア | BUZZAP!(バザップ!)
この発想はなかった!ルフィのゴムゴムのピストルを完全に再現したタトゥー | BUZZAP!(バザップ!)