パンデミックにより世界的でインターネットの速度が低下
自宅にいる時間が長くなれば確かにそうなってもおかしくはありません。とすると、今後数ヶ月にわたってこうした状況が続く可能性もあります。詳細は以下から。
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新型コロナウイルスのパンデミックによって世界各国で都市封鎖や自宅待機が推奨され、インターネットの通信速度が低下する傾向が顕著に表れています。
現代社会において、自宅に隔離されて外出ができなくなった際にまず思いつく娯楽や時間の潰し方はスマホやPCでネトフリやアマプラ、YouTubeにゲームというもの。もちろんテレワークで通話サービスやビデオチャットなどを用いる人も多いはず。
いずれもインターネット回線を使用するため、多くの人がいっぺんに利用すれば回線を圧迫することになります。考えてみれば低下しないわけがありません。
実際に最初にロックダウンを行った中国の湖北省ではモバイルブロードバンドの速度が50%近くにまで急落しました。こうした現象は新型コロナの感染が拡大していくにつれ、欧米諸国にも広がっています。
こうした事態を受け、イギリスの電気通信・放送等の規律・監督を行う規制機関のOfcomはルーターの置き場所指南や電子レンジがWI-FIに与える影響などの幅広い情報提供を開始。
またアメリカ合衆国ではゲームや動画などのダウンロードに掛かる時間が顕著に長くなっており、会社によってはダウンロード速度に上限を設定する事態になっています。
EUでは規制当局がネットフリックスやYouTubeなどに対してストリーミングのクオリティを落として映像ファイルを軽量化して回線負荷を減らすよう求めています。
首都圏では週末の外出自粛要請に伴って自宅でスマホやPCを触っていて回線速度が落ちていると感じた人もいたかもしれません。今後日本国内でも自粛要請が広がったりロックダウンが起これば、こうした状況は間違いなく発生します。
高品質の動画鑑賞なども「自粛」を「要請」されることになるかもしれません。
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