群馬と栃木と埼玉の集う「三県境」を司る金属プレートが盗難


いったい何が解き放たれてしまうのでしょうか…。詳細は以下から。

群馬県と栃木県、そして埼玉県という3つの県の県境が1ヶ所に集まる「三県境」。その三県境を司る地点の真鍮製のプレートが何者かに奪われ、消失していたことが報じられました。

これは8月17日に栃木県栃木市の職員が確認したもので、栃木署に被害届が出されました。お盆前の8月11日にはプレートがあることが確認されており、お盆期間中に消失したことになります。

この三県境は以前Buzzap!取材班も訪れていた場所。足尾鉱毒事件の鉱毒を沈殿させて無害化するために作られ、2012年にはラムサール条約登録もされた渡良瀬遊水池のすぐ隣にあります。

三県境は2015年に群馬県東部板倉町と栃木県栃木市、そして埼玉県加須市が共に測量を行って境界点を確定させ、後にプレートを設置し公園に。


こちらが問題の盗まれたプレート。

三県境のそばには道の駅かぞわたらせがあり、3年ほど前から観光地として多くの人が訪れるようになっていました。

2020年6月には記念スタンプが盗まれたり、ベンチなどが壊されるといった被害もあったとのこと。

これにより何事も起きなければよいのですが…。

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