気が付けばSnapdragonシリーズで知られるクアルコムと殴り合えるまでに成長していたMediaTekが、高性能な格安スマホを実現するプロセッサをまもなくお披露目します。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、MediaTekが「Dimensity 8000」と呼ばれるスマホ向けプロセッサを3月に出荷することをリーク情報で有名な人物が明かしたそうです。
Dimensity 8000は先立って発表された最上位モデル「Dimensity 9000」にこそ引けを取るものの、TSMCの5nmプロセスで製造された高性能なARM Cortex-A78(4コア)と消費電力の低いCortex-A55(4コア)で構成。
フルHDであれば最大168Hzのぬるぬる表示を実現するほか、高速なLPDDR5メモリやUFS 3.1ストレージの組み合わせをサポートしています。
さらに興味深いのがAnTuTuベンチマークのスコアが75万にも及ぶという点。これはコストパフォーマンスの良さで知られた「Snapdragon 870」をわずかに上回るもので、今年のスマホ市場で注目を集めることとなりそうです。
なお、Dimensity 8000を採用したスマホはRedmi、Realmeをはじめ各社がリリースする予定。
現時点でどのメーカーの機種かは分かりませんが、6.6インチ120HzディスプレイにDimensity 8000、12GBメモリ、5000万画素カメラ2つと200万画素の深度センサーとおぼしきトリプルカメラを備えたスマホが発売される予定で、気になる価格はわずか約2000元(約3万6200円)とみられています。
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