Samsungが初代「Galaxy S」から採用してきた自社製プロセッサ「Exynos」。
その歴史もついに終わりを迎えるのでしょうか。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、クアルコムはSamsungとの半導体供給契約を2030年までさらに7年間更新するそうです。
これは、クアルコムが四半期決算記者会見後のアナリストとのQ&Aセッションで明らかにしたもので、GalaxyおよびGalaxy Tabの独占プロセッササプライヤーとなる方針だと回答。
また、この契約にはGalaxyに加えて、PC、タブレット、拡張現実デバイスなどが含まれており、3G、4G、5Gおよび将来の6G規格と製品も含まれる予定とのこと。
つまり、Galaxyだけでなく、Galaxy Book、Galaxy Tab、その他のデバイスを含むSamsungのあらゆるモバイルデバイスにクアルコムの半導体が使用されることになります。
Samsungは初代「Galaxy S」から自社製プロセッサ「Exynos」を搭載、Galaxy S22まで積極採用してきました。
しかし、Galaxy S22に採用されている「Exynos 2200」は競合の「Snapdragon 8 Gen 1」などに性能面で劣り、製造能力の面でも他社に及ばないという現状で、このまま行けばExynosシリーズは消滅することになります。
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