インフレの影響が思わぬ所にまで及んでいるようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、コスト上昇の影響により、イギリスの無料ATMのおよそ7割、約3万7000台がサービスを終了する可能性があるそうです。
これはATM事業者のNotemachineが報告したもので、近年はエネルギー価格の上昇やインフレなどで運用コストが上昇したにもかかわらず、銀行がATM業者に支払う手数料は年々減少傾向に。
このままではATMを廃止するか手数料を有料に変更することになり、高齢者や貧困層などの社会的弱者に深刻な影響が出るとのこと。
日本でも、大手銀行でATMや店舗が統廃合、またはコスト削減でサービス縮小または有料化などが進行。さらに価格はそのままで質や量だけ減るインフレ、いわゆる「シュリンクフレーション」が双方の国で進むなど、経済状況も似通っています。
決して対岸の火事ではなく、「無料のATM」が無くなる日も遠くないかもしれません。
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