9月のiPhone発表会でとんでもない隠し球が準備されていたものの、人知れず消えてしまったようです。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Appleは今年9月の「iPhone 14」発表イベントで新型「Apple Pencil」を発表する予定でしたが、直前でそれを取りやめたそうです。
これは「Marker」という名前で開発されていたもので、価格は約49ドルと、第1世代(99ドル)および第2世代(129ドル)モデルよりはるかに低価格。バッテリーや圧力検知技術を内蔵しないスタイラスペンだったとしています。
さらに驚くべきは、iPhoneでも使用できたということ。従来のApple PencilはiPhoneで動作しないため、新機能が搭載されていたことに。
また、今年発売のiPad(第10世代)はUSB Type-C端子を搭載しながら第1世代Apple Pencilにしか対応せず、ペンの充電にはコネクタ必須という不自然な構造でしたが、このアクセサリの開発が前提だったとすればそれもうなずけます。
発表中止の理由は不明で、100万台以上製造されていたものを廃棄することが土壇場で決定されたとのこと。情報元にほとんど実績がないことからやや信憑性に欠けるものだとしていますが、もし本当に開発されていたとすれば惜しい限りです。
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