高級トースターで一躍デザイン家電ブランドの仲間入りを果たし、着実にブランド価値を高めてきたバルミューダ。
そんな同社が満を持して発売したオリジナルスマホ第1弾が盛大に失敗したことは記憶に新しいところですが、後継機種が望めなくなったことが明らかになりました。どうやら汚名挽回には至らなかったようです。詳細は以下から。
バルミューダのプレスリリースによると、同社はBALMUDA Phoneに続く端末の開発および携帯端末事業の終了を決定したそうです。
これは本日5月12日に行われた2023年第1四半期決算発表で告知されたもの。
同事業を終了する理由について、現在の環境において総合的に検討した結果、ほかの事業に注力するべきと判断したためとしています。
なお、BALMUDA Phoneおよび関連アクセサリは今後も継続して購入できるほか、ユーザーに対してはアフターサービスを継続予定。
2023年11月まで定期的なセキュリティアップデートを提供予定で、その後も致命的な脆弱性などが見つかった場合は対応を検討。さらに2026年9月30日までSIMフリーモデルの修理を受け付けるとのことです。
携帯端末事業に関するお知らせ|BALMUDA Technologies
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