世界的な景気の後退や機種の高価格化を受け、全体的に縮小傾向にあるスマホの売り上げ。
そんな中、AppleがiPhoneの買い換え促進のためにあることを行ったとして問題になっています。詳細は以下から。
海外メディアの報道によると、Appleが意図的に製品の寿命を短縮する「計画的陳腐化」を行っていた疑いで、フランス当局が同社を捜査しているそうです。
これはフランスの「計画的陳腐化を阻止する」(HOP)協会からの苦情を受けたもの。
同協会は、Appleがマイクロチップを介してスマートフォンのシリアル番号と修理用のスペアパーツを関連付けており、同社で認可されていない部品を使って修理すると誤動作するようになっているとしています。
また、この現象はアップデートによっても引き起こされ、最近では修理された「iPhone XR」のタッチスクリーンがiOS 16アップデート後に使用できなくなり、iOS 15に戻すと改善したケースもあったとのこと。
単純なバグでなく意図的に行われているとすれば、消費者の望まない価格で販売や修理を行い、独自の修理や調整を難しくしていると非難しています。
もし適正な価格での修理が阻害されていたなら、問題があると言わざるを得ないAppleの疑惑。
消費者にとっては、スマホが長く使えるようになればなるほど大幅な節約となるため改善するに越したことがなく、一刻も早い事実の解明が望まれます。
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