「ある日、目の前で大切な人が命の危機に陥ったら、正しい対処ができるのか?」
そんな不安にYouTubeが応えてくれるようです。詳細は以下から。
YouTube公式ブログによると、同サイトは保健機関などが作成した応急処置や緊急治療に関する説明動画を見つけやすくしたそうです。
これは、以下のような項目をYouTubeで検索すると、上部に正しい説明を示す動画が固定表示されるというもの。
・CPR(心肺蘇生法)
・窒息/腹部突き上げ法(窒息の応急処置)
・出血
・心臓発作
・脳卒中
・発作
・オピオイド(鎮痛剤)の過剰摂取
両手での心肺蘇生法や止血方法、過剰摂取に陥った患者を助ける方法など、急性期医療に関する動画が表示されるとのこと。
表示されるコンテンツは、YouTubeの医療担当部門「YouTubeヘルス」チームが、米国最大の病院系研究機関「Mass General Brigham」およびメキシコ赤十字社と提携して作成したもの。
まずアメリカ在住のユーザー向けに英語とスペイン語でサービスが開始されるとしています。
日本でも、YouTubeは国立がん研究センターや近畿大学医学部/病院といった医療機関と協力し、一部の医療や健康に関する単語を検索した際に信頼できる情報源であることを表示する機能を2022年から実装しています。
そのため、今回の機能が今後日本向けにサービス開始する可能性も十分にありそうです。
特に窒息は5分以内に処置をしなければ心肺停止になるおそれがあると言われ、119番して救急車が到着するまでに間に合わないこともあるため、元気な状態で救命するには身近な人が応急処置を行うことが大切です。
そのための詳細な方法を身近なスマホでとっさに動画付きで検索できることで、助けられる命があるかもしれません。
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