「Xperia 1 VI」本体写真流出、縦長や4Kなど独自路線の廃止で消費電力や製造コスト削減へ


ソニーの最新スマホが正式発表を待たずして姿を現してしまいました。

Xperiaシリーズ最大の特徴だった独自仕様のディスプレイに変更が加えられることで、賛否が分かれることとなりそうです。詳細は以下から。

海外メディアの独占報道によると、ソニーが夏モデルとして発表予定のフラッグシップスマホ「Xperia 1 VI」の本体写真が流出したそうです。

かねてから報じられているように、Xperia 1 VIは最大の特徴だった縦横比21:9の4K有機ELディスプレイを廃止。他社製スマホと同じ19.5:9に変更するほか、解像度も4Kから2Kへとダウングレードする可能性があるとのこと。

なお、本体サイズは従来より縦が短く横に長い161.9×74.5×8.4mmになることも明らかに。ディスプレイは6.5インチのままでイヤホンジャックやシャッターボタンも引き続き採用されるほか、Snapdragon 8 Gen 3搭載が確定しています。


縦横比が他社と揃えられた結果「Galaxy S24 Ultra」ライクな見た目となるXperia 1 VI。もし4Kまで廃止された場合、画面の精細さが一気に逆転するため「劣化版」の烙印を押されかねないのが現状です。

ただし4K表示は消費電力が高く、写真や動画を表示する時以外は自動で解像度を落とす仕様を採用せざるを得なかったほか、そもそも6.5インチという画面サイズに4Kは過剰スペックという側面もありました。

超高精細かつ縦横比も独自仕様の特注ディスプレイが製造コストを押し上げていたことも想像に難くないだけに、他社と足並みを揃えることが消費電力や本体価格にどのような影響を与えるのかに注目が集まりそうです。

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