iPhoneのぜい弱性について注意喚起が行われています。詳細は以下から。
暗号資産取引所「Binance」が運営する「Trust Wallet」によると、iMessageにセキュリティ上の欠陥があるそうです。
これはiMessageのぜい弱性を突くことでリモートコード実行ができてしまうというもので、ダークウェブ上では200万ドルで情報を販売するサイトが存在しているとのこと。
Trust WalletはAppleが公式に対応するまで、iMessageを無効にすることをiPhoneユーザーに呼びかけています。
一方、海外メディア「TechCrunch」はこのぜい弱性について、一切の証拠がないと疑問視。
情報を販売しているという「CodeBreach Lab」も実績が一切ない上に、タイピングミスだらけの新規サイトであることから詐欺の疑いが強く、「Trust Walletがだまされただけでは」と指摘。
読者に対しては「よほどリスクを抱えているユーザー以外はiMessageを無効化する必要はない」「安全を確保したいなら今まで破られたことのない『ロックダウンモード』を使うべきだ」と案内しています。
どちらを信じるか、どう動くかはユーザー次第ですが、セキュリティ意識と同様に情報の取捨選択も大切にすべきという事を再認識させられる出来事となっています。
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