去年にもポリシー違反を理由に228万件ものアプリ公開を阻止するなど、ユーザーエクスペリエンスの向上とスパム、マルウェア排除に力を入れるGoogleの対応が一層厳しくなるようです。詳細は以下から。
Googleのヘルプセンターによると、同社はPlayストアで扱うアプリのポリシーを更新したそうです。
具体的に基準は明らかにされていないものの、「クラッシュする」「基本的な実用性を備えていない」「魅力的なコンテンツが欠けている」「ユーザーが望んでいない動作を行うもの」などが排除対象になるとのこと。
『よくある違反の例』としてあげられているのは以下の通り。新たなポリシーは8月31日から適用とされています。
◆機能やコンテンツが制限されているアプリ
・テキストのみやPDFファイルのみなど、固有の機能がない静的なもの
・壁紙のみなど、コンテンツが非常に少なく魅力的なユーザーエクスペリエンスを提供しないもの
・何もしない、または機能そのものがないもの
◆クラッシュ、強制終了、フリーズ、その他異常な挙動をするアプリ
・インストールされないもの
・インストールできても読み込まれないもの
・読み込まれても応答しないもの
簡単にまとめると「アプリで実行する必要のないもの」や「異常動作」が特に厳しく対処されることになりそうな今回のポリシー更新。
ユーザーにとってはいいことしかなさそうですが、開発者は気を引き締める必要がありそうです。
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