高性能折りたたみスマホ「motorola razr 50 ultra」ソフトバンクが発売、内も外も165Hzの大画面有機ELやAIに強く低発熱なプロセッサ搭載のGalaxy Z Flip6対抗機種


ソフトバンクが新たなMotorolaの折りたたみスマホを発売します。

9月にいち早く発表された「motorola razr 50s」よりも外部ディスプレイが大きく、処理能力も高いハイエンドモデルです。詳細は以下から。

ソフトバンクのプレスリリースによると、同社は12月6日(金)に「motorola razr 50 ultra」を発売するそうです。

motorola razr 50 ultraは165Hz表示に対応する、展開時6.9インチのフルHD+(1080×2640)有機ELディスプレイを備えた縦折り型スマホ。

サブディスプレイはmotorola razr 50s(3.6インチ)よりも大きい、『Motorola史上最大』だという4インチ(1272×1080)有機ELパネルを搭載。

こちらも165Hzの超ぬるぬる表示に対応しており、画面を閉じたままあらゆるアプリを快適な操作感で楽しめるほか、AIアシスタント「Google Gemini」とやり取りすることもできるようです。

12GB RAM/512GB ROMに、AQUOS R9 proと同じ「Snapdragon 8s Gen 3」プロセッサを搭載。処理能力こそ去年発売のGalaxy Z Flip5と同程度ですが、AI処理に優れるほか低消費電力で発熱が少ないメリットがあります。

背面カメラは5000万画素広角と5000万画素望遠(光学2倍)の2眼構成で、前面には3200万画素のセンサーを搭載。さらに独自のAIによる撮影補助機能「moto ai」を採用しています。

シャッタースピードを自動調整し暗い場所でも鮮明な撮影を楽しめる「アクションショット」や、動画撮影中に被写体が動いても焦点が追従する「自動フォーカストラッキング」などの機能が備わっており、縦折り型ならではの撮影を高画質かつ安定して楽しめるようです。

ソフトバンクでの本体価格は17万1360円。1年後の本体返却と保証サービスへの継続加入を条件に大幅割引きを行う「新トクするサポート(プレミアム)」の対象で、適用した場合の支払い額は3万5640円+オプション利用料1万9800円となっています。

ドコモやauが取り扱う「Galaxy Z Flip6」と比べると処理能力では引けを取る一方、大画面、高リフレッシュレート、望遠カメラ搭載、高画質な前面カメラなど明確に優れた点も多く、日常での使用感を重視しているmotorola razr 50 ultra。

格安で使うには早期の返却が必須な割に、オプション利用料が約2万円と高額な点は気になりますが、「高性能な縦折り型スマホを試してみたい」と考えるユーザーにとっては魅力的な選択肢になりそうです。

◆motorola razr 50 ultra
メインディスプレイ:6.9インチフルHD+(1080×2640)有機EL、165Hz表示
外部ディスプレイ:4インチ(1272×1080)有機EL、165Hz表示
プロセッサ:Snapdragon 8s Gen 3
メモリ:12GB
ストレージ:512GB
背面カメラ:5000万画素広角(F値1.7)、5000万画素望遠(光学2倍)
前面カメラ:3200万画素(F値2.4)
バッテリー:4000mAh、最大充電速度45W
サイズ:171.42×73.99×7.09mm、折りたたみ時88.09×73.99×15.32mm
重量:189g
防水防じん:IPX8
生体認証:指紋、顔

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