廉価版「Snapdragon 8s Elite」投入へ、8 Gen 2とGen 3の中間の処理能力で『低価格な高性能スマホ』普及に期待も


気が付けば20万円前後が当たり前になってしまったハイエンドスマホ。

携帯各社の料金値下げが焼け石に水に思えてしまう昨今ですが、本体価格を引き下げるアプローチが引き続き進められるようです。詳細は以下から。

◆クアルコムがハイエンドの廉価版を再び投入へ
最新スマホや半導体事情に詳しいDigital Chat Station(DCS)氏によると、クアルコムが新型プロセッサ「SM8735」を開発しているそうです。

SM8735は最新高性能プロセッサの廉価版「Snapdragon 8s Elite」とみられており、Snapdragon 8 Gen 2~Gen 3の中間にあたる処理能力を実現するとのこと。

採用スマホ第1弾は7000mAhの超大容量バッテリー搭載で2025年4月に発売される見込みで、DCS氏がこれまで明かしてきた情報からXiaomi製の可能性が高いようです。

◆「廉価版なのに高い」だけは避けたいところ
ハイエンドスマホの本体価格引き下げを期待できるSnapdragon 8s Elite。

先立って投入された「Snapdragon 8s Gen 3」のように、クアルコムは今後もハイエンド向けプロセッサの廉価版を投入することにしたようです。

「廉価版の高性能スマホ」普及に一役買う存在となるだけに期待したいところですが、コアがSnapdragon 8 Eliteの高騰を招いたクアルコム独自開発の「Oryon」であれば廉価版であっても値上がりする懸念もあるため、続報が待たれます。

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