ただでさえ円安で本体価格が値上がりする中「1円スマホ」まで規制される携帯電話業界に光明がもたらされそうです。詳細は以下から。
◆MediaTekも「廉価版ハイエンドプロセッサ」投入へ
未発表の最新スマホなどに詳しく、確度の高い情報をもたらすことでも知られるDigital Chat Station(DCS)氏によると、MediaTekが新型プロセッサ「Dimensity 9350」を開発しているそうです。
Dimensity 9350はクアルコムが開発を進めている最新ハイエンドプロセッサの廉価版「Snapdragon 8s Elite(SM8735)」最大のライバルになるとされています。
◆Snapdragon 8s Eliteより価格面で有利になる可能性も
なお、ここで踏まえておきたいのが「MediaTekは最新プロセッサでもARM社のコアを使い続けている」という点。
Snapdragon 8s Eliteでもクアルコム独自開発の「Oryon」コアが搭載されるのであれば、Snapdragon 8 Elite同様に本体価格が一気に高騰する懸念がありますが、Dimensity 9350にそのような問題は無いものと考えられます。
もしクアルコムよりも低価格で供給できるのであれば、廉価版ハイエンドスマホ市場を一気に花開かせるポテンシャルを秘めているだけに、期待が集まりそうです。
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