『格安高性能』を地で行く製品を数多く手がけ、今年は日本でも6万円台でSnapdragon 8 Gen 2搭載の格安高性能タブレット「Xiaomi Pad 6s Pro」を発売したXiaomiがプレミアムモデルを開発していることが明らかになりました。詳細は以下から。
未発売の最新スマホやプロセッサ事情に精通し、確度の高い情報をリークすることでも知られるDigital Chat Station(DCS)氏によると、穀物工場(編集部注:小米、Xiaomiの意)が新型タブレットを開発しているそうです。
新型タブレットは5900mAhバッテリーを2つ組み合わせた合計12000mAh相当のデュアルセルバッテリーを搭載し、120Wの超急速充電に対応するとのこと。
さらに格安ブランドのRedmiではなくXiaomiから発売されること、本体価格は4000元(8万6000円)ほどになることも明らかに。
10月に発売された最新機種「Xiaomi Pad 7 Pro」が2799元(約5万7900円)であるため、iPad Proに匹敵するプレミアムモデルが新たに登場すると考えられます。
なお、DCS氏は「Xiaomiが有機ELディスプレイを搭載した超大型モデルを開発中で、Xiaomi Pad 7のあとに発表される」とも明かしています。
実現すればiPad Pro(M4)の半額程度で有機ELディスプレイを備えた高性能モデルとなりそうなXiaomiの新型タブレット。
なお、BOEやTianmaといった中国のディスプレイメーカー各社は、iPad Pro(M4)で世界初採用となった長寿命、高画質、低消費電力な最先端有機ELディスプレイ「タンデムOLED」の製品化に相次いで成功しています。
そのため今後タンデムOLEDの価格競争が起きることは避けられず、比較的安価な製品にも搭載されると期待されますが、Xiaomiが先陣を切ることになるかもしれません。
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