狭額縁化を図ることで、本体サイズそのままに画面を大型化することに成功したiPhone 16 Pro。
しかしAppleはこれだけでは満足できないようです。詳細は以下から。
最先端ディスプレイや半導体事情に詳しい韓国メディア「The Elec」の報道によると、現在SamsungとLGがベゼル(額縁)のない有機ELディスプレイを開発しているそうです。
これはAppleの要請を受けたもので、具体的には現状のフラットなディスプレイを維持したままApple Watchのような形でベゼルレスを実現することを求めているとのこと。
しかしベゼル部分にあった回路をディスプレイの下に折り返す必要があるほか「歪んで見えてしまう」「アンテナ用の空間を確保しつつ干渉を抑えないといけない」「そもそも割れやすい」など問題が多く、ハードルは決して低くないのが現状とされています。
上記のような理由から技術開発が難航している完全ベゼルレスiPhone向けの有機ELディスプレイ。
Appleは早ければiPhone 17での実用化を希望していましたが、複数の業界関係者によるとiPhone 18への実装すら不透明な状況のため、大胆な狭額縁化はしばらく期待しない方が良さそうです。
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