別々に持ち歩く必要が無くなることから、高い人気を誇る充電器一体型のモバイルバッテリー。
残念ながら発熱の関係で充電器側がどれだけ大出力であっても、バッテリーとして利用する際は出力が下がってしまう制約がありましたが、見事その制約をクリアしたAnker最強の1台をレビューします。詳細は以下から。
◆Anker最強の一体型モバイルバッテリーを触ってみた
これが現時点でAnker最高峰となる充電器一体型バッテリー「Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」。急速充電器、モバイルバッテリーどちらの形で利用しても最大65W出力を実現しました。
側面にはマルチファンクションボタンとUSB Type-C端子が2つあります。
前面上部のディスプレイはバッテリー残量を表示できるほか……
バッテリーの寿命、温度を表示することも可能。
1つめのType-C端子でバッテリー自体を充電できるようにするか、それともあくまで接続した機器を充電するだけにとどめるかも選ぶことができます。
背面には折りたたみ式のコンセント。
壁コンセントに挿してみたところはこんな感じ。
なお、今回のレビューにあたって7年間の製品寿命を誇る「Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C&USB-Cケーブル(240W)」を試してみました。
約30000回の折り曲げに耐え、ケーブル内部のワイヤーを断線から保護する高耐久ケーブルです。
高い耐久性のため、このような使い方もできてしまいます。
また、そこまでの耐久性が必要無いのであれば、柔らかくて絡みにくい「Anker PowerLine III Flow」もおすすめです。
◆スマホ2台の同時急速充電に感動、いろいろ充電してみた
それではさっそくモバイルバッテリーでパソコンを充電してみたところ。フル充電だったため、ACアダプタ接続時のように「今消費している電力」だけが給電される形になりました。
「どのポートが今何ワット使っているか」が分かるのも面白いところです。
続いてはGalaxy S23 Ultraの充電にチャレンジ。ちゃんと「超急速充電」と表示されています。
iPad Pro(M4)も余裕で充電できました。
Galaxy S23 Ultraを2台同時に急速充電できてしまいました。これは素直にテンションが上がります……!
もちろん65W出力の急速充電器としても使うことができます。
入力、出力の仕様はこんな感じ。1つめのType-C端子でバッテリー充電しながら、2つめのType-C端子に接続した機器を充電することもできます。
Buzzap!編集部で愛用しているGaN Primeの100W急速充電器と比べても大して変わらないサイズにもかかわらず、65W出力に対応した9600mAhバッテリーが一体となっているPrime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)。
「いつでもどこでも、どんな機器でも急速充電したい」といった贅沢すぎるニーズに応えてくれる1台となっています。
通常価格は1万4990円ですが、大手通販サイト「Amazon.co.jp」では1月7日までの間1万990円に大幅値下げ。少しでもカバンのスペースを節約したいビジネスマン必携のアイテムです。
Amazon | Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion) (9600mAh 65W出力モバイルバッテリー搭載 65W出力USB充電器)【独自技術Anker GaN採用/USB Power Delivery対応/PSE技術基準適合/USB-C入力対応 / 65W出力】iPhone MacBook Android その他機器対応 | Anker | AC式充電器
※この記事はアンカー・ジャパンより提供された製品を使ってレビューを行いました。
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