自社が手がけるPixelシリーズでAndroidとしてはいち早く長期間のアップデートを提供し、ユーザーを大切にする姿勢をとり続けるGoogleが、またしても『神対応』と言っていいサポートを打ち出しました。詳細は以下から。
Pixelの公式サポートページによると、Googleは2020年8月発売で23年にサポートが打ち切られた「Pixel 4a」に対し、ソフトウェアアップデートを配信するそうです。
このアップデートにはパフォーマンスの安定性を上げるバッテリー管理機能が備えられているものの、一部のデバイスでは逆に動作が不安定になる恐れがあるとされています。
そのためGoogleは影響を受けるデバイスに対し、無料でバッテリー交換を行うとのこと。対象かどうかはサポートページでユーザーが入力した型番を元に判断されます。
また、「すでにPixel 4aを使わなくなっている」などでバッテリー交換が不必要になっているユーザーに対しても、50ドル相当の返金ないし100ドル相当の端末割引コードを提供するとのことです。
交換対応が実施されるのはアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、シンガポール、インドのみとのことですが、『Googleは致命的な不具合があれば型落ち機種でも手厚くサポートする』ことが実証された今回の件。
直接関係こそなくても、比較的Pixelユーザーが多いとされる日本人にとってもいいニュースと言えそうです。
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