「三つ折りGalaxy」ついに発売へ、壊れやすいHuawei Mate XTと差別化も販売台数ごくわずかに


折りたたみスマホの先駆者でありながら三つ折りスマホで「世界初」をHuaweiに奪われてしまったSamsungが、ついに重い腰を上げます。詳細は以下から。

◆三つ折りGalaxyは耐久性を重視
韓国メディア「Sisajournal」の報道によると、Samsungが2025年に同社初となる三つ折りスマホを投入するそうです。

Samsungが手がけるのはディスプレイを内側に2回折り込む「Gタイプ」のモデル。世界初となったHuaweiの三つ折りスマホ「Huawei Mate XT」が採用した内側と外側にそれぞれ1度ずつ折り込むSタイプと比べて耐久性が高いのがアドバンテージとのこと。

650万台の事前予約を獲得したHuawei Mate XT本体。発売直後に耐久性の問題が取りざたされた結果、実際の販売台数は10万~20万台に落ち込んだとされています。

◆タブレット級の12インチ超えディスプレイを持ち歩けるように
なお、Samsungは「Galaxy Z Fold6」のフロントカメラにレンズ穴を無くして没入感を高めるアンダーディスプレイカメラ(UDC)を採用していますが、三つ折りスマホでは採用されない見通し。

これはカメラ部分だけ解像度が落ちる問題をクリアできず表示品質が損なわれるため。そもそもインカメラを搭載せず、自撮りの際は画面を1枚だけ折りたたんだ上で背面カメラを使うことになる可能性も考えられます。

ディスプレイが3枚、ヒンジ関連部品が2倍必要になるほか、より高度な実装技術が求められるため本体価格が一気に高騰する見通しの三つ折りスマホ。

12.4インチもの大画面を持ち運べるようになる一方、あまりにも価格が高くなることから、販売台数は非常に少ないとみられています。

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