『ノートパソコンといえばIntelのプロセッサ』
そんな風潮が崩れつつある中、状況をさらに加速させる新型プロセッサが投入されてしまいました。詳細は以下から。
クアルコム公式ページによると、新たに投入された「Snapdragon X」は独自開発のOryonコアを採用したSnapdragon X Elite(12コア)、Snapdragon X Plus(10コア)の廉価版にあたるモデルで、コア数は8個。必要に応じて処理能力をブーストする機能も省かれています。
しかし4K/120Hz表示に対応したGPUや最大45TOPSのAIパフォーマンスを備えたNPUを搭載しており、135GB/秒の帯域幅を備えたLPDDR5xメモリと組み合わせることで快適なAI体験を楽しめる「Copilot+ PC」を格安で実現できてしまいます。
また、4nmプロセスで製造されているためエネルギー効率が高く、高い処理能力にもかかわらず最大数日間のバッテリー駆動が可能。超高速なミリ波およびSub-6の5Gや最新のWi-Fi 7をサポートするなど、スマホで培われた通信技術が生かされています。
4K動画の再生や編集はもちろん、60Hz表示の4Kモニターを最大3台外付けできるなど、廉価版にしては十分すぎるスペックのSnapdragon X。
Snapdragon X Plusを搭載したノートPCが659ドルで販売されていることを受けて、550ドル(約8万6800円)前後で販売される可能性が高いと報じられているため、AIに対応した格安ノートPC市場を切り開く存在となりそうです。
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