スマホをとにかく安く買えるようにする補助金が登場しました。
「日本でも是非実施してくれ」と切なる声が聞こえてきそうな詳細は以下から。
◆スマホやタブレット購入に補助金が支給
中国メディア「Gizmochina」の報道によると、同国でデジタル製品が消費者に手頃な価格になることを目指した補助金制度がスタートしたそうです。
これは価格が6000元(約12万7000円)未満のスマホやタブレット、スマートウォッチなどを購入すると、小売業者の割引後製品価格の15%に相当する額が支給されるというもの。
補助金は消費者1人あたり最大500元(約1万600円)で、1分野につき1製品が対象になるとしています。
◆最も影響を受けるのはXiaomi、スマホ産業振興の意味合いが強い内容に
特にメーカーの縛りなどもないため、iPhoneなども対象となる新たな補助金制度。
『6000元未満』を意識してAppleが「iPhone 16 Plus」を6999元から5999元へ値下げするなど好循環も生まれています。
しかし最も恩恵を受けるのはXiaomiで、POCO X7 Proのベースモデルとなった「Redmi Turbo 4」は補助金によって1699元(約3万6000円)まで値下がり。もともとコスパの良いメーカーの製品は、さらにコスパが良くなるわけです。
新型コロナウイルスの影響などで伸び悩んでいたスマホの販売台数が2024年に大きく回復した中国市場。iPhone 16の不人気でAppleが年間シェア1位から3位に転落した今だからこそ実現した産業振興策と考えて良さそうです。
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