基地局が一切無い大海原でも高速通信を楽しめるようになります。詳細は以下から。
KDDIのプレスリリースによると、同社は乗船者向けの船上Wi-Fiサービス「フェリーWi-Fi」を本日から提供開始したそうです。
フェリーWi-Fiは高速・低遅延の衛星ブロードバンド「Starlink」を活用することで、基本的に基地局のある陸に近づかないと通信できない海上でも高速なモバイル通信を実現するというもの。
通信速度は最大220Mbps。衛星通信設備を搭載していた船は従来でも存在していましたが、通信速度は数Mbpsにとどまっていたため、フェリーWi-Fiは文字通りケタ違いの品質です。
サービスは本日から3月31日まで、神奈川県横須賀と福岡県新門司を結ぶ『東京九州フェリー「はまゆう」』で提供されるとのこと。通常は24時間1500円かかりますが、auユーザーは無料で使うことができます。
乗船前の事前登録は必要なく、船内ポスターなどの案内通りに設定することですぐにサービスを使えるとのことです。
なお今回は上記の通り限定的な運用ですが、ユーザーの利用状況などを確認しつつ順次ほかのフェリーにも導入予定とのこと。
美しい海での感動を友達や家族と即座に共有できるようになるほか、多忙でどうしても仕事から完全に離れられないユーザーも船旅に参加しやすくなりそうです。
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