まもなく発表される「Pixel 9a」の後継機種が、残念なことになってしまうかもしれません。詳細は以下から。
◆Pixel 11まで開発を進めているGoogle
海外メディア「Android Authority」の報道によると、Googleが開発している「Pixel 10」「Pixel 11」のコードネームなどが明らかになったそうです。
これはGoogle内部の情報源が明かしたもので、Pixel 10は馬、Pixel 11は熊にちなんだネーミングとのこと。なお、Pixel 11aのみ不明のままとなっています。
・Pixel 10
Pixel 10 Pro XL(mustang/MT5)
Pixel 10 Pro(blazer/BZ5)
Pixel 10(frankel/FL5)
Pixel 10a(stallion/STA5)
Pixel 10 Pro Fold(rango/RG5)
・Pixel 11
Pixel 11 Pro XL(kodiak/PKK4)
Pixel 11 Pro(grizzly/CGY4)
Pixel 11(cubs/4CS4)
Pixel 11 Pro Fold(yogi/9YI4)
◆Pixel 10aで廉価版が重大な転機を迎える可能性
2026年に発売されるモデルまで視野に入れて開発が進められているPixelシリーズ。しかし問題となるのはPixel 10aが搭載するプロセッサで、Pixel 9と同じTensor G4を引き続き採用する可能性があるとのこと。
これはPixel 10に採用される「Tensor G5」はGoogleの完全自社開発で従来より製造コストが高く付くため。同時にPixel 10の値上げが避けられないことも意味しています。
ただでさえSnapdragonやDimensityより処理能力が低いTensor G4を2026年になっても採用しないといけないかもしれないPixel 10a。
もしプロセッサの世代が違ってしまえば、今までのように無印と廉価版で同じ機能を実装することが難しくなってしまうわけですが、先日7コア版「Snapdragon 8 Elite」をリリースしたクアルコムのように、選別落ち品のTensor G5を搭載する可能性はあるのでしょうか。
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