2月12日の国内発売が決定したXiaomi最新の格安ゲーミングスマホ「POCO X7 Pro」の実力を、数々のゲームを通して体験してみました。
2024年最強格安スマホ「POCO F6 Pro」を圧倒する驚異的な処理能力を実現した新モデルは、一体どれだけゲームに向いているのでしょうか。詳細は以下から。
◆ゲームのために生まれたPOCO X7 Pro
まず解説しておきたいのが「POCO X7 Proの6.67インチ有機ディスプレイはゲームに最適」という点。ゲームモード時2560Hzのタッチサンプリングレート、16倍超解像度のタッチコントロールにより極めて精密な操作ができるため、音ゲーなども快適です。
Xiaomiスマホで好評な「ゲームターボ」機能と強化された冷却機構によって、安定したフレームレートと見やすい画面を実現し、消費電力も抑えられています。
発熱問題を回避する「パフォーマンスの最適化」などの機能を実装したほか……
ゲームごとに「節電」「バランス」「高品質」などといった形でGPUの処理を設定することができます。
ゲーム中にも手軽に画質やフレームレートをはじめ、各種機能を変更できるのは強みです。
ちなみにPOCO X7 Proのバッテリー容量は6000mAh。他社スマホを圧倒する90W超急速充電と組み合わせることで、ゲーマーの負担となる充電の手間を大きく減らしてくれます。
◆POCO X7 Proでゲームをガンガン遊んでみた
・原神
それではさっそく事前貸出を受けたPOCO X7 Proで実際にゲームを複数遊んでみました。まずは『スマホで美麗グラフィックのゲームが楽しめるか』の実質的な指標にもなっている原神から。
設定は『高画質』にした上で、フレームレートも『60fps』に引き上げてプレイしました。
結果は以下の通り。ぐりぐり動かしてもムービーが入ってもカクつくことはなく、極めて快適と言わざるを得ません。
本体温度はプレイしている際でもバッテリー37.1度/CPU43.1度で済んでおり、かなり安定していることがわかります。
・ライブ・ア・ヒーロー
次に試してみたのは8周年を迎えた東京放課後サモナーズで知られるライフワンダーズの「ライブ・ア・ヒーロー」。
動作が引っかかるようなことは一切無く、快適そのものといったところです。
・ゼンレスゾーンゼロ
続いてはHoyoversの最新タイトル「ゼンレスゾーンゼロ」。推奨環境はSnapdragon 8 Gen 1ないしDimensity 8200以上という、原神より要求スペックの高いゲームです。
こちらはデフォルト設定でプレイした動画。難なく動いています。
画質設定を『最高』に引き上げてプレイしたところ。なかなかシビアなタイミングでの回避動作などを要求されるゲームですが、思った通りに動かすことができました。
しばらく稼働させたあとに発熱を確認したところ、CPU温度が最高52.5度に。プレイへの支障は特になく、手に伝わる熱も控えめ。ベンチマーク記事でお伝えしたように、とにかく高いパフォーマンスを維持し続けることに重点を置いた1台であることが分かります。
・ドラゴンクエストウォーク
最後はポケモンGOと並んで位置情報ゲームの定番となった「ドラゴンクエストウォーク」。
寒風吹きすさぶ都内を歩いてみました。
最適化が甘いのかハイエンドスマホすら処理がガクついたりすることのある同作ですが、常にスムーズに動いているのがわかります。
しばらくウォークモードで稼働させたあとの温度はバッテリー19度/CPU22度。寒い中とはいえ、熱がこもりがちなポケットに入れていたにもかかわらず、この程度で済んでいることには驚かされました。
Pixel 8aなどと程近い価格帯になるとみられるにもかかわらず、どんなゲームも快適に遊べてしまったPOCO X7 Pro。『ゲームをガンガン遊べるスマホを安く手に入れたい』というゲーマーにはもってこいの選択肢となりそうです。
・関連記事
Xiaomi超大出力165Wのモバイルバッテリー発売、スマホの120W超急速充電やノートとの同時充電も可能に | Buzzap!
Xiaomiタブレット「Steam」プレイ可能に、Windows向けのゲームをそのまま遊べる新機能「WinPlay」開発中 | Buzzap!
【格安】Xiaomi超高性能スマホ「POCO F7 Ultra」発売へ、Snapdragon 8 Elite搭載の低価格機で国内版に期待も | Buzzap!
【朗報】povo 2.0が楽天モバイル圧倒の「月額2732円でデータ使い放題」提供、ahamoやLINEMOより断トツで安価な神トッピングに | Buzzap!