「Galaxy S25」を買おうか悩んでいるユーザーは絶対にみるべき内容です。詳細は以下から。
◆Galaxy S25はバッテリー容量据え置き
本題に移る前にまず頭に入れておきたいのが、Galaxy S25は無印、+、UltraすべてがGalaxy S24シリーズと同じバッテリー容量であるということ。公式でも特にバッテリーに手を加えたという情報はありません。
しかし一方で処理能力は「Snapdragon 8 Elite for Galaxy」に刷新したことで大幅に強化されています。
どちらもバッテリー持ちに大きくかかわる部分ですが、はたしてどれほど影響があるのか、実際にYouTubeチャンネル「Android Addicts」で検証が行われました。
◆二重の意味でまさかの結果に
こちらが検証の様子。使われたのはGalaxy S25、Galaxy S25+、Galaxy S25 Ultra、Galaxy S24 Ultraの4機種で、実験にあたっては解像度や画面の明るさなど条件を極力そろえられていますが、Galaxy S24 Ultraのみ1年間使用した機体とのことです。
まず手始めにベンチマークアプリ「GeekBench 6」を実行。1世代古いGalaxy S24 Ultraとの差は圧倒的ですが、最もスコアが高いのはGalaxy S25 UltraではなくS25+でした。
4k60fpsでの動画撮影やオートスクロールを用いてのXやInstagramの閲覧、ベンチマークアプリ「3D Mark」などを次々実行される4機種。
容量が一回り小さいGalaxy S25以上に、Galaxy S24 Ultraのバッテリーが速く減っているのがわかります。
8時間33分経過後、真っ先に脱落したのはGalaxy S24 Ultra。
次いでGalaxy S25が脱落しましたが、記録は11時間22分でGalaxy S24 Ultraより約3時間長持ちしています。
その後Galaxy S25 Ultraが13時間2分でダウンし……
最後に残ったのはまさかのGalaxy S25+。記録は13時間17分でした。
なお、バッテリー容量が100mAh少ないGalaxy S25 +の駆動時間がS25 Ultraを上回ったのは、ディスプレイのサイズが関係しているとみられます。
Galaxy S24 Ultraは1年分バッテリーが劣化しているということを考慮しても、圧倒的な結果だったと言わざるを得ないGalaxy S25シリーズ。
バッテリーが長持ちすればその分充電回数が減り劣化も防げるため、買い切りで末永く使いたいのであればやはり現状最有力の選択肢になりそうです。
なお、検証の全容は以下から確認できます。
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