『これを機に旧機種からお得に新型iPhone SEへお乗り換え下さい』
そんな声が聞こえてきそうなキャンペーンをドコモがスタートさせました。詳細は以下から。
◆ドコモがスマホの下取りを増額
NTTドコモの報道発表資料によると、本日から4月13日(日)まで「下取りプログラム増額キャンペーン」を開催するそうです。これは対象機種の下取り価格を通常より最大4000円増額するというもの。
増額されるのはiPhoneの場合、iPhone14シリーズよりも前の世代が対象。
なんとiPhone 13とiPhone 14が同じ価格(4万6000円)で下取りされます。
4世代前のiPhone 12 Proも256GBモデルであれば3万9000円になるほか、iPhone 12も実用性の高い128GBモデルであれば2万9000円に。
5世代前のiPhone 11 Pro Maxすら512GBモデルなら3万6000円になります。はっきり言って驚異的なリセールバリューです。
◆旧機種ほど増額のインパクトが大きくなる仕組み、サポート終了モデルも対象
また、ここで押さえておきたいのが「普段値が付かない旧機種ほど、今回のキャンペーンが生きてくる」という点。2020年発売の廉価版となるiPhone SE(第2世代)すら1000円増額されるほか……
iPhone XSは64GBモデルにもかかわらず3000円上乗せされ、下取り額が1万円になります。
初の有機ELディスプレイ搭載モデルとなったiPhone Xに至っては、OSアップデートの対象外となったにもかかわらず3000円増額されて1万円になりました。
2016年発売のiPhone 7 Plusは下取り増額によって1000円が2000円に。なんと2倍です。
衝撃的なのが2015年発売のiPhone 6s Plus。本来1000円で買い取られる128GBモデルに、ドコモは2000円の値を付けています。いくら旧機種から移行を促すためとはいえ、10年前のiPhoneすら対象となるのはとんでもないことです。
Androidスマホの下取り増額が最高でも2000円にとどまること、最も古い機種が「Galaxy S9(2018年発売)」であることを踏まえると、驚異的と言うほかない今回のiPhone下取り増額。
「今週新型iPhone SEが発売される」との報道が駆け抜けたタイミングでの増額だけに、布石と考えたほうが良さそうです。
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