新型iPhone SE「iPhone 16E」に改名でシリーズ終了、『小型の廉価版スマホ』から完全に脱却へ


まもなく発表されると話題の新型「iPhone SE(第4世代)」。

しかしどうやらその呼び方は適切ではないようです。詳細は以下から。

◆新型iPhone SEの正式名称は「iPhone 16E」か
海外メディアの報道によると、新型のiPhone SEは「iPhone 16E」として発売されるそうです。

これはAppleの内部情報に極めて詳しいブルームバーグ紙のMark Gurman記者がニュースレターで語ったもので、名称が変わる理由は『従来のiPhone SEとは大きく異なるため』とのこと。

カメラは単眼なもののディスプレイが大型化する上に、iPhone 16と同じ最新プロセッサ搭載で目玉機能の「Apple Intelligence」まで使えることから、確かにiPhone 16のラインナップの1つとした方が自然ではあります。

◆「iPhone SE」ブランドが役目を終える可能性
それ以上に気になるのが『iPhone SEというブランドはもう投入されないかも』とも語られている点。

ブランド自体廃止になるのであれば、従来のようなminiより小型かつ低価格という特徴を持つモデルが二度と望めないことを意味しています。

iPhone 16に比べて低価格になること自体は間違いない一方で、一番安いモデルの記録容量がわずか64GBになる可能性も浮上してきたiPhone SE。

64GBからになる場合、Apple Intelligenceが7GBもの空き容量を要求することを踏まえると、いくら最低価格を抑えていたところでより高価な大容量モデルを買わざるを得なくなってしまいます。

それではiPhone SEの魅力だった「格安」というアドバンテージまで薄れてしまうわけですが、iPhoneの一大消費地だった中国市場でのシェアを失いつつあるAppleは、どれだけユーザーに寄り添ってくれるのでしょうか。

また、普段は確度の高い情報を提供しているものの、先日『新型iPhone SEが先週中に発表される』という誤情報を発信してしまったことで少し評価を落としてしまった感のあるGurman記者が改名を見事的中させ、汚名挽回を図れるのかも気になるところです。

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