世界初となる「三つ折り」でHuawei、格安モデルの投入でZTEに先を越されるなど、折りたたみスマホの先駆者でありながら旗色に陰りが見え始めているSamsungが本格的な失地回復に取り組むことが明らかになりました。詳細は以下から。
◆Samsung公式が廉価版の折りたたみスマホ投入を示唆
「Galaxy Z Flip FE」にあたる格安モデルが投入されると昨年12月に明かした人物の新たな投稿によると、スマホのアップデートファイル提供などに用いられているSamsungのOTAサーバーから「SM-F761」という未発表スマホの型番が見つかったそうです。
SM-F7XXは縦型折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip」シリーズを指す型番で、現時点ではSM-F741(Galaxy Z Flip6)までが製品化済み。
SM-F721:Galaxy Z Flip4
SM-F731:Galaxy Z Flip5
SM-F741:Galaxy Z Flip6
順当にいけばSM-F751がGalaxy Z Flip7、SM-F761はGalaxy Z Flip8になるものの、後者は型番が振られる段階にあるとは考えづらく「Galaxy Z Flip7と同じタイミングで投入される別の機種」と考えた方がしっくりくるわけです。
◆廉価版ながらハイエンドスマホに匹敵する処理能力か
ディスプレイ業界の有識者・Ross Young氏も開発中と認めた上で「Galaxy Z Flip6と同じ有機ELパネルが搭載されると示唆しているGalaxy Z Flip FE。
気になるプロセッサはGalaxy S24 FEと同じ「Exynos 2400e」になる見通しのため、Galaxy S24に迫る処理能力を実現することになります。
オリジナルの9割近いスコアを獲得したGalaxy S24 FE(左)。FEシリーズはミドルレンジでなく、あくまで『ハイエンドの廉価版』という位置付けです。
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