今なお高嶺の花であることに変わりはない有機ELタブレットが、もっと身近なものとなりそうです。詳細は以下から。
◆Xiaomiの最新タブレットの発売が迫っていることが明らかに
未発表スマホなどを中心に、非常に確度の高いリーク情報を提供することで知られるDigital Chat Station(DCS)氏によると、Xiaomiが開発している新型タブレットの型番「25032RP42C」が認証機関で確認されたそうです。
25032RP42Cは「120Wの超急速充電に対応したフラッグシップモデル」とのこと。
かねてからDCS氏は今回確認されたタブレットが合計12000mAh相当のデュアルセルバッテリーを搭載していることや……
144Hz表示に対応した有機ELディスプレイ、Snapdragon 8 Gen 3を備えた超高性能モデルであることを明かしていましたが、いよいよ発売が迫りつつあるようです。
◆最先端有機EL「タンデムOLED」採用の有無に要注目
なお、ここで注目しておきたいのが、iPad Pro(M4)に搭載された2層構造の有機EL「タンデムOLED」を中国BOEとTianmaも相次いで実用化した点。
自社のタンデムOLEDについて「輝度が25%向上する一方で消費電力は30%削減され、寿命は3倍に延びた」とするTianma。有機ELディスプレイの弱点だった寿命の短さを克服しつつ、表示性能を引き上げることに成功しています。
つまり現時点で最先端有機ELをめぐって大手ディスプレイメーカー各社の価格競争が始まっており、コストに優れた中国勢のパネルがXiaomiの最新タブレットに採用される可能性が十分に考えられるわけです。
iPad Pro(M4)のほぼ半額となる4000元(8万2600円)程度とされるXiaomiの有機ELタブレット。
スマホと比べて買い換えサイクルが長い上、映像やゲームなどのコンテンツを楽しむことが多いタブレットだからこそ、タンデムOLEDを採用するかどうかに注目が集まりそうです。
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