あまりに高額だったため普及が進まなかったApple Vison Proほどではありませんが……。詳細は以下から。
◆折りたたみiPhone「真のAIスマホ」に
モバイル業界における著名なアナリスト、ミンチー・クオ氏によると、来年には横折り(Fold)型のiPhoneが発売されるそうです。
大画面を活用して地図アプリを開きながら旅行計画についてチャットボットと会話できるようになるなど、従来のiPhoneとは一線を画した『真のAIスマートフォン』になるとのこと。
しかし一線を画しているのはそれだけでなく、価格は2000ドル(約29万5000円)から最大2500ドル(約37万円)にのぼると見られており、Galaxy Z Fold6(1900ドル)よりも高価なデバイスになってしまうようです。
◆待望の機能が復活も信仰心が試される1台
そのほかに想定されている仕様は以下の通り。 厚さと内部スペースの都合でFace IDが使えずTouch IDが復活するという少し意外な内容です。
・ディスプレイ
内部:折り目のない約7.8インチ
サブ:約5.5インチ
・厚さ
折りたたみ時:9~9.5mm
展開時:4.5~4.8mm
・カメラ
背面:2眼構成
前面:折り畳み、展開時の両方で使用可能
・バッテリー
iPhone 17 Airと同様の高密度バッテリー
・認証
Face ID非搭載、サイドボタンにTouch ID
・ボディ
チタン合金製、ヒンジはステンレス鋼とチタン合金のミックス
クオ氏も『iPhoneが必須デバイスであるというステータスとAppleの忠実なファン層を活用し、品質が期待に応えれば、高額にもかかわらず、強力な交換需要を生み出すことが期待されます。』と述べ、信仰心が試されるものとみているiPhone Fold(仮)。
先駆者であるSamsungが折りたたみスマホで中国メーカーに劣勢を強いられている上に、次世代の三つ折り型が発売され巻き取り型まで控えている現状、どのような付加価値を付けることで勝機を見いだしているのかは非常に気になるところです。
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