ディスプレイやプロセッサ、カメラといったスマホの主要部品が劇的に進化を遂げる中、停滞していた感のあるバッテリーが劇的な進化を遂げることになります。詳細は以下から。
◆スマホのバッテリーが超大容量に
海外メディア「PCmag」の報道によると、OPPO傘下のRealmeが今後3年間でシェアを2倍にする方針であることをMWC 2025で語ったそうです。
具体的な方策として「AIを用いた音声ベースの写真編集ツール」「独占タイトルのゲーム」などを提供するほか、スマホのバッテリー容量を10000mAhにまで引き上げると明かしたとのこと。
Realmeは今年に入ってからミドルレンジスマホ「Realme 14 Pro+」をリリース。
一般的なスマホの1.2倍にあたる6000mAhバッテリーを搭載しており、大容量化に向けて着実に歩み始めています。
◆メーカー各社で競争勃発、AppleやSamsungが出遅れる事態に
なお、バッテリーの大容量化はRealme以外のメーカーも進めており、Xiaomiの格安サブブランド「Redmi」でも7500mAh前後のバッテリーを搭載したスマホがリリースされる見通し。
まもなくグローバル市場へ投入される「POCO F7 Pro」のベースモデル(Redmi K80)に至っては6550mAhバッテリーを備えるなど技術革新が進んでおり、中国メーカーがAppleやSamsungをリードしているのが現状です。
負極材へシリコンを用いることで、大容量化と薄型化が同時に進んでいるスマホのバッテリー。
製造プロセスの微細化によってプロセッサのエネルギー効率が引き上げられれば、相乗効果で電池持ちが飛躍的に改善するとみられるだけに、今後の動向に注目が集まります。
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