Pixel 10「従来とほぼ同じデザイン」でPixel 9aと別路線に、Tensor G5で処理速度ようやく向上も廉価版との差別化は顕著に


今夏発売が見込まれる「Pixel 10」シリーズの外見などが早くも明らかになりました。詳細は以下から。

◆Pixel 10はデザイン変わらず、大型カメラバンプ続投
未発表のPixelシリーズについて正確なレンダリング画像をいち早く提供している@Onleaks氏およびAndroid Headlinesにより、Pixel 10のレンダリング画像が公開されました。

Pixel 10はこんな感じ。「Pixel 9a」ではカメラバンプがほぼないフラットな背面デザインが採用されていますが、こちらはPixel 9とほぼほぼ同じ見た目になっています。

画面サイズは6.3インチ。寸法は152.8×72×8.6mmで、厚さ8.5mmのPixel 9より少しだけ厚くなるとのこと。カメラ部分が3.4mmあるため、最も厚い部分は12mmに達します。

また、画面の縁がわずかにカーブを描いているほか、側面にマット仕上げが施されているためPixel 9より持ちやすくなると見られているようです。

◆Pixel 10 Pro
続くPixel 10 ProもPixel 10と全く同じ寸法(152.8×72×8.6mm)になるとのこと。Pixel 9/9 Proと同様に、ケースなどは無印と同じものが使える見込みです。

Pixel 10 Proの側面は光沢仕上げ。高級感を演出する狙いがあるとみられています。

◆Pixel 10 Pro XLもほぼ同じ
最後のPixel 10 Pro XLの寸法は162.7×76.6×8.5mmで、高さが0.1mm変わるだけにとどまっています。

比較的小型の無印とPro、大型のPro XLという展開が続くとみられるPixelシリーズ。性能的にProとPro XLは変わらないため、ユーザーのニーズに合わせた差別化と言えそうです。

◆処理能力の向上が目玉、廉価版との差別化が一気に進む
ほとんど同じ大きさでデザインも変わらないことから、画面の大型化はもちろんカメラの大幅なアップデートは期待できない見通しのPixel 10シリーズ。

背景には初のGoogle完全独自設計で、製造にSamsungでなくTSMCの3nmプロセスを用いた「Tensor G5」を採用することによると、製造コストの高騰が挙げられます。

つまり長らく変わりばえしなかった処理能力が向上する一方で、ディスプレイやカメラが据え置きとなることを覚悟しておく必要があるわけです。

なお、既報の通り廉価版の「Pixel 9a」はカメラバンプを無くしたフラットなデザインになる予定。

当然Pixel 10aでも引き継がれるとみられ、従来と違って「Tensor G4」を搭載することでコストを引き下げると報じられていることも踏まえると、廉価版との差別化がより顕著になりそうです。

 

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